メディアに取り上げてもらうための依頼文「プレスリリリース」の書き方を紹介するサイトです。地元新聞や全国紙の地域版、またテレビではローカル局のニュース番組をターゲットにしています。

取材時の記者への対応

当日もペーパー(プレスリリース)を用意

 当日は、記者に渡すペーパーを用意しておきましょう。プレスリリースがしっかりした物であれば同じものを渡してもかまいません。また、新たに詳細を説明したものであってもかまいません。
 取材では記者から、プレスリリースに書いたことと同じことを質問される場合もよくあります。その時は、できれば質問に答えてあげて、その後に「お渡ししたペーパーにも書いておきました」と言っておけば完璧です。
 記者は、プレスリリース等に書いてあっても、当事者のクチからもう一度説明を求めるものです。なぜかというと文章では分からないニュアンスがあるかも知れないし、当事者が付け加えたい、または誤解してほしくない部分の説明があるかも知れないと思うからです。ちなみに、しっかりと読んでない記者もたまにいます。

報道機関の編集権に注意

 恐ろしいことを言うようですが、取材を受けた後にどのような記事が載るのかは、掲載されてみないと分かりません。
 記事の内容については、各社が判断することのできる編集権を持っているからです。その結果、取材された側の本意とは違う記事が掲載されてしまうことが、まれにあります。特に、賛成・反対、肯定・否定などについて「どちらとも言えない」「この場合はイエス、でもこの場合はノー」といったことが現実社会ではたくさんあります。その部分をしっかり、何度も説明しておかないと、取り上げられてもうれしくない状態になりかねません。
 これを回避するためには、あれもこれもと欲張って話をせずに「ここを記事にしてほしいんだ」というテーマをはっきりさせて、あとは記者の質問にだけ答えておくのが一番です。詳しくは電子書籍

記者室2

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